ボリビアの遺跡へ行くぞ!
南米の内陸国、ボリビア。首都ラパスは世界最高度の首都として知られています。隣国ペルーの影に隠れがちですが、ボリビアにも知られざる遺跡は存在します。
1 ポトシ銀山 (投稿)
生きては帰れぬ鉱山への旅
スペインの植民地支配を支えた銀の鉱山です。イメージ通りの鉱山で、今でも錫が取れるので現役で掘り進められています。
ただし、その様子は恐らく何百年も変わっていないのでしょう。何しろこの鉱山に入って10年もすると塵芥により、鉱毒により、山から出ることなしに死んでしまうということです。私も入ったのですが、本当にくらくらきます。
なおかつ驚いたのは鉱物を掘るのもその石を持ち運ぶのもすべてが人力だということです。中にはどう見ても小学生か中学生という子供もたくさんいます。近くのスクレという町には貨幣製造工場跡もあり、そこを訪れると考えることもひとしおです。誰もが考えさせられるという意味で最強の社会科見学といえるかもしれません。
(99年記・Hirane Yoichi)
★「ポトシ鉱山」って、地理の授業でも出てきたよね。そうかあ、そんな状況で、いまだに掘られているのですか。授業では教えてくんなかったなあ。学校じゃわからないこと、旅でわかること、いっぱいあるんですね。(管理人)